海外で話題のBot関係するサービス9選まとめ
こんにちは、ノウフル3号です。
LINEやFecebookといった大きなプレイヤーが相次いで参画し、Bot周りに大きなビジネスチャンスが生み出されようとしています。
なぜ、いまBotが再注目されているのでしょうか。
Botが注目されたのはユーザ接点の可能性
ここでは、「ユーザ接点」に着目して話して見ようかと思います。
接点といえば、どんなものを想像するでしょうか?
例えば日本の場合、PCにてYahoo! JapanやGoogleが強力なwebポータルとして君臨しています。
また、ガラケー時代では、携帯事業者のドコモ、au、ソフトバンク(ボーダフォン/ジェイフォン)がネットへの窓口として支配していました。
ガラケー時代が終了した、スマホ時代には、 アプリがユーザの窓口として機能しておりFacebookを始めとしたOTTプレイヤーが接点を支配しています。
このように、インターネットビジネスは、ユーザとの接点を制したプレイヤーが強力な支配力をもちます。
これらに続き、Botが新しいユーザ接点になるのでは、といった可能性が見えてきたことにより脚光を浴びているといった状況になるかと思います。
Botに関連した、最近の動きの概要に関しては下記の記事が詳しいので、読むことをおすすめします。
この記事では、海外で話題のBot に関連したサービスのうち海外で有名なサービス・アプリのコミュニティーサイトより、人気上位のものを紹介したいと思います。
紹介するBot関連サービス9つ概要はこちら
- Botポータル・ニュース的なサイトが4つ
- Bot開発のサービスが4つ
- BotのオープンソースAIが1つ
となっています。
それぞれアイコンとサービスの概要をジャンル毎に簡単にピックアップして整理してみました。
ひとつづつ紹介していこうかと思います。
Botポータル・ニュース的なサイトを4つ紹介
Botlist・Botpages
主に、Botをプラットフォームやカテゴリ毎に分類しているのが
BotlistやBotpagesといったサービス。
また、実際にBotを使いたい場合は購入することもできる。
BotWatch
BotWatchはBotに関連したニュースの配信サイトです。
Botを取り巻く社会的観点を中心に芸術、科学、ビジネスといった分野からの視点の記事を提供してくとのこと。
Bot hunter bot
Bot hunter bot はその名の通り、Botについて教えてくれるBotです。
フェイスブックメッセンジャーやSMSを始めとした連絡手段から、ボットについて問い合わせることが可能です。
因みに、質問した際に帰ってくる内容はBotlistをベースとしたものとなっています。
Botの開発に関連するサービスを4つご紹介
ここではBotの開発に関係するサービスについて紹介します。
現在Botは注目されてはいるものの、魅力的なキラーサービスが出てきていない認識です。キラーを生むための環境整備として、開発系のサービスが多数立ち上がってきています。
Howdy
Howdyといった、SlackベースのカスタマイズできるBotです。
やりたいことに集中できるように、メッセージの送受信といった共通部分を略せる様になっているとのこと。
botgig
botgigはBot開発者を見つけるためのサービスです。
下記の4ステップを踏むと適切な開発できるチームをマッチングしてくれる。
①チャットの目的をEC,公共、カスタマーサポート、ソーシャル、教育等から選択
②プラットフォームを、SMS ,フェイスブック、WhatsApp等から選択
③構築期間を入力
④予算を入力
Botwick
BotwickはSMSベースのBotを簡単に制作できるサービス。
グーグルのスプレッドシートをもとに、簡単にBotのルールを決める事ができます。
Botlytics
BotlyticsはBotの分析ツールです。Botはまだ黎明期ということもあり、分析ツールは珍しいです。
APIベースの分析環境を提供しており、Botメッセージの送信回数、受信回数をもとに会話を分析することができます。
まだ、内容についての分析はまだ提供していないため、あくまで回数を把握するものです。
Botに利用できるオープンソースAI
BOT libre
javaで開発されたオープンソースの人工知能エンジン(AI)です。
単純な、ルールベースの反応を返すだけのBotではなく、機械学習を始めとした高度な振る舞いが可能。
人気のサービス9つを紹介し終えて
気になるものはあったでしょうか。
やはり、海外では97%のユーザがSMSを利用しているということもあり、SMSを利用するものが多いなといった所感です。
日本だと、SMSに相当するものはLINEになるのかなと考えています。
現在は、賛否両論のあるbotですが、今後の焦点はユーザの接点として確立するかどうかだと考えています。
そのためには魅力的なキラーサービスは必須であり、今回紹介したサービスがその環境を構築するための先駆けとなるのでしょう。
それでは。